伝統太極拳の拜師式!
- 太極太郎

- 8月15日
- 読了時間: 2分
更新日:8月19日

8月11日(大安)、滋賀県某所にて陳氏太極拳の拜師式が厳かに行われました。
陳氏太極拳12代伝人であらせられる安田洋介老師(拜師名 陳徳洋)の弟子として認めていただく大事な行事です。
安田老師は、かの陳家19代目子孫・陳氏太極拳11代伝人・陳氏太極拳「四天王」の一人であらせられる”陳正雷”老師の愛弟子であり、日本人でありながら弟子を取ることを唯一認められている素晴らしくも凄い方であります。
安田老師は弟子を取るのが今年で最後になるかもしれないという事でして、当会からも一名の方が弟子になるべく願書を出し、無事に認めていただくことになりました。
弟子になったとはいってもいきなり伝人になる訳ではなく、先ずは見習いから始まり修行しレベルを上げ昇級して入門弟子となり、そこから更にレベルの高い方が入室弟子と正式な弟子となるようです。なんとも先は長そうですが、太極拳に身を捧げ鍛錬に励み、伝人として認められるように皆さま頑張ってください。
見習いとはいえ弟子になれたのはとても喜ばしい事で、俗によく先生や生徒の事を「師匠」や「弟子」と深い繋がりや感情的な感覚で使うことはありますが、この拜師式は正式に師弟関係を結び師匠は父(師父)となり弟子は(子)なり弟子たちは(兄弟)と家族になった事になります。
ちなみに弟子になると、《拜師帖》という物が渡されます。この拜師帖は弟子本人であるという証明書のような物で、弟子としての心構えなどが書かれたものに、顔写真と名前、師匠の名前に見届け人の名前が署名された大変大事な物になります。私もその見届け人の一人として名前を書かせていただきました。
今回この様なとても貴重な体験をさせて頂き、本当に感謝の念に堪えません。
これからも、太極拳の発展を切に願います。 :下川美富:



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